デザイン化粧材での軒先鋭角化

CASE 04

デザイン納まり

シンプルな設計で

スマートな軒先を実現する納め方

鋭角な軒先の納めと、課題

最近の軒先納めの傾向に、「鋭角な軒先」があります。
これは建物ができあがったあと、多くの場合軒先は下(地面側)から見上げる部位です。その際に軒先を尖端化させていると軒先の「唐草の厚み」を無くせ、屋根の先端・軒先をスマートに見せられる効果があり、建物意匠全体が引き締まります。

反面、「鋭角な軒先」のためには内樋の雨仕舞いや、軒先先端部の納めのために鉄骨下地が必要など、構造が大がかりになってしまう課題もあります。

化粧プレートを使用してのシンプルな鋭角化

そこで、
「屋根全体の外観で見た場合の鋭角化」ではなく、
「居住する人の視点で見た場合にのみ、軒先の鋭角化」
に特化した、シンプルな軒先納めが左記のアイデアラフです。

鋭角な軒先の演出のため、軒先先端部には軽量なアルミの化粧プレートを設置し、その受けに補強用プレートも追加。
この仕様であれば、母屋構造体から軒先の荷重受け用の鉄骨を延長することなく、通常の下地構造で納めることのできるアイデア例です。

完成イメージ

このように、屋根意匠の実現には様々なアプローチがあります。
ただし、「施工後の安全性・耐久性」も「意匠」とともに両輪で実現しなくてはなりません。

屋根の開発・製造・施工を手がけるカナメでは、様々な事例のノウハウで
施主様・建築家様のイメージをカタチにいたします。

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